中国でタクシーの乗り方

 

中国のタクシーの乗り方は,ほぼ日本と同じです。走っている空車のタクシーを捕まえて乗ればよいのです。上海の大手の三大タクシー会社は,大衆(大(dà)众(zhòng)),強生(强(qiáng)生(shēng)),錦江(锦(jǐn)江(jiāng))です。ただ,タクシーの利用者数は急増しており,通りで空車を拾うのはかなり難しくなっています。通勤のラッシュには,タクシーの奪い合いさえ見られます。こうした状況を打開するために,スマホの配車アプリが誕生しました。これは,タクシー利用者にとって朗報でした。現在,中国では“滴(dī)滴(dī)出(chū)行(xíng)(DIDI),“伏(fú)步(bù)”(Uber)などの配車アプリがよく使われており,とくに“滴(dī)滴(dī)出(chū)行(xíng)”は利用者がおおくなっています。タクシーの利用者は,現在地と目的地をアプリに入力します。これで自動的にタクシーを予約することができ,近くにいたタクシーが,入力した場所まで迎えに来てくれます。乗車料金もアプリで支払えますので,金銭の受け渡しも一切ありません。すべての操作がスマホのアプリのプラットフォームで行われますので,乗客の個人情報と運転手の個人情報が守られます。さらに,目的地の方向が同じであれば,相乗りも選べます。相乗りすると,料金を人数で割って支払うことができるので,お得です。割り勘もアプリで自動的にできます。このように,

中国ではオンラインでのサービスがいろいろな場面で普及しています。